寒い時期なので花も休みがちですがここで一手間くわえることで病気を防いだり、花付きを良くしたりすることができます。
いまやること
- 花摘み
- 保温
- 肥料選び
主にこの3つです。
花摘み
どの時期にもいえることですが、花摘みをまめにしてあげて種をつけるのを防ぐことをすることで種に栄養を持っていかれずに葉や花へ栄養を送ることができます。
パンジーは特に寒いと蕾が葉の中にもぐってしまいがちです。なので蕾を上に出してあげた方がいいです。
これは雨が降ったりすると花が中で腐ってしまい病気を発生させてしまうことがあるのでそれを防ぐ意味もあります。
パンジーは花が大きく蕾も大きいので葉などに埋もれていると蒸れやすく腐りやすいです。
しかも寒いと自然と花が上に上がって咲いてくれるかが微妙なので潜ったままになりがちです。
いっそのことパンジービオラを3月4月のために今は、花摘みをすべてして株をつくることに集中することもありかなと思います。
ですがこれをしてしまうと今、寂しい感じになってしまうのでオススメはしないですけど。
保温
もともと耐寒性があるパンジービオラですが、葉が赤くなってしまうことがあります。
これは寒さに耐える為にする変色なので暖かくなれば自然と緑の葉が出てくる、戻るようになります。
気になるのであれば不織布などを上からかけてあげれば防寒対策になり多少は防ぐことができます。
不織布をかけることで多少保温ができて、株づくりに役立つ、花が多少早く咲くこともこの方法のメリットです。
ちょっと不織布かぶせると見栄えが微妙なのが気になりますけどね。
肥料選び
私は寒い時期は多少株が固くなるようにK(カリ)が強めの肥料をくれるようにしています。
ハイポネックス微粉を使ってます。
寒さに耐える為に植物自体を強くするのもいいかと思います。根を育てることも意識しており今の時期は地上に出ている部分よりも根を育てておくことが重要です。
あまりあげすぎると株がコンパクトになってしまうので注意してください。
本当に肥料で動きが変わるので液肥いろいろ試してみてください。
私はN(窒素)が多いことよりもP(リン酸)やKが多いことの方がいいかなと思っています。
どうしたいのかを意識して肥料はあげるべきです。
窒素をくれて、葉の色や株の充実をはかるのか、リン酸で花付きを良くしたいのか、カリで根を育てるか狙いを決めてあげる方がオススメです。
風も強いので今の時期は、窒素多めで柔らかい感じになってしまうよりも、カリを効かせて全体的に固めにしたほうがいいかなって思っています。
寒い中でもやっておくことはあります。良い花を咲かせられるように今一手間加えてみてはどうでしょうか。
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